新コラム『空にまつわる二つの話』掲載
前回のイタリアはドロミテ山塊の谷間(たにあい)にあるCibianaという小さな村について書いた『55の絵と暮らす村』に引き続き、新しいBOOK246のコラムがアップされました。
今回のタイトルは『空にまつわる二つの話』。
そうです、るりかけすの曲にある『空にまつわる二つの話』が生まれた背後にある、もうひとつの物語。
この曲は、このコラムの中で語られている旅の帰りのフライトで書かれた曲なのです。
旅が終わってしまう淋しさ、日常へのささやかな抵抗、旅で出会った人々や風景やらが走馬灯のように頭をかけめぐり、独特の旅の高揚感から、疲れているはずなのに眠れなくなりました。
そして、得も言われぬ美しい変化を遂げていく空の色を、流れる想いに身をまかせて眺めるうちにこの曲ができたのです。
当時、窓際に座ることを好んでいた私は、枕をほっぺたと窓の間にはさみ、寒さから身を守るためにブランケットにくるまって、ずっと窓の外を見て過ごしていました。
その時のひんやりとした窓の温度、現実感のないエンジンの轟音など、目を閉じれば何もかもが鮮明に思い出されます。
私は空の旅が大好きです。
幼い頃から飛ぶことや、空に、宇宙に憧れてやみませんでした。
いつか飛べる日が来るのかもしれないと、イスの上や階段の上から手をバタバタとはためかせて飛び降りる練習を、ひとり黙々と続けていました(笑)。
だから、私の歌には「空」がたくさん歌われているのであり、ライブで何度も歌うほど、アイルランドの『No Frontiers』という曲が好きなのでしょう。
そのような経緯も含みつつ、ぜひコラム『空にまつわる二つの話』を読んでみて下さい。
素晴らしい空の写真は、私も大ファンである『空ごはん日記』、『世界たべあるき日記』の筆者であり、イタリアの旅行代理店を経営され、世界中を文字通り飛び回っている笹森泉さんにお貸し頂きました。
空だけでなく、世界中の美味しいものの写真といったら垂涎もの。
ご一読を激しくオススメしますが、空腹になって思わず食べ過ぎたとか、つい読み過ぎて時間がなくなったと言われても、責任は負いかねますので、その辺りは自己責任で読んで下さい(笑)。
私も空を飛べるような仕事に就きたかったなぁ、、、と今でも思ってしまいますが、まだまだあきらめません(笑)。
BOOK246掲載コラム『空にまつわる二つの話』はコチラから
(2/13以降はコラム内の「バックナンバー」からお読みいただけます)
では最後に『No Frontiers』の中の最も好きな一節をご紹介して今日はおひらきです。
‘And if life is a wild wind that blows way on high,
And your heart is Amelia dying to fly’
人生が頭上高く吹きすさぶ風ならば
あなたの心は、飛ぶことに焦がれるアメリアのよう
注)Ameria Earhart(アメリア・イアハート)1897ー1937
:アメリカの女性飛行士。
女性として初めての大西洋単独横断飛行などをした。
1937年、世界一周飛行の途中で南太平洋で行方不明となる。
1932年にはデリー(アイルランド)近郊に不時着したこともあり、
アイルランドの歌 である『No Frontiers』に歌われている所以かもしれない。

photo by Izumi Sasamori
今回のタイトルは『空にまつわる二つの話』。
そうです、るりかけすの曲にある『空にまつわる二つの話』が生まれた背後にある、もうひとつの物語。
この曲は、このコラムの中で語られている旅の帰りのフライトで書かれた曲なのです。
旅が終わってしまう淋しさ、日常へのささやかな抵抗、旅で出会った人々や風景やらが走馬灯のように頭をかけめぐり、独特の旅の高揚感から、疲れているはずなのに眠れなくなりました。
そして、得も言われぬ美しい変化を遂げていく空の色を、流れる想いに身をまかせて眺めるうちにこの曲ができたのです。
当時、窓際に座ることを好んでいた私は、枕をほっぺたと窓の間にはさみ、寒さから身を守るためにブランケットにくるまって、ずっと窓の外を見て過ごしていました。
その時のひんやりとした窓の温度、現実感のないエンジンの轟音など、目を閉じれば何もかもが鮮明に思い出されます。
私は空の旅が大好きです。
幼い頃から飛ぶことや、空に、宇宙に憧れてやみませんでした。
いつか飛べる日が来るのかもしれないと、イスの上や階段の上から手をバタバタとはためかせて飛び降りる練習を、ひとり黙々と続けていました(笑)。
だから、私の歌には「空」がたくさん歌われているのであり、ライブで何度も歌うほど、アイルランドの『No Frontiers』という曲が好きなのでしょう。
そのような経緯も含みつつ、ぜひコラム『空にまつわる二つの話』を読んでみて下さい。
素晴らしい空の写真は、私も大ファンである『空ごはん日記』、『世界たべあるき日記』の筆者であり、イタリアの旅行代理店を経営され、世界中を文字通り飛び回っている笹森泉さんにお貸し頂きました。
空だけでなく、世界中の美味しいものの写真といったら垂涎もの。
ご一読を激しくオススメしますが、空腹になって思わず食べ過ぎたとか、つい読み過ぎて時間がなくなったと言われても、責任は負いかねますので、その辺りは自己責任で読んで下さい(笑)。
私も空を飛べるような仕事に就きたかったなぁ、、、と今でも思ってしまいますが、まだまだあきらめません(笑)。
BOOK246掲載コラム『空にまつわる二つの話』はコチラから
(2/13以降はコラム内の「バックナンバー」からお読みいただけます)
では最後に『No Frontiers』の中の最も好きな一節をご紹介して今日はおひらきです。
‘And if life is a wild wind that blows way on high,
And your heart is Amelia dying to fly’
人生が頭上高く吹きすさぶ風ならば
あなたの心は、飛ぶことに焦がれるアメリアのよう
注)Ameria Earhart(アメリア・イアハート)1897ー1937
:アメリカの女性飛行士。
女性として初めての大西洋単独横断飛行などをした。
1937年、世界一周飛行の途中で南太平洋で行方不明となる。
1932年にはデリー(アイルランド)近郊に不時着したこともあり、
アイルランドの歌 である『No Frontiers』に歌われている所以かもしれない。

photo by Izumi Sasamori
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by sorapis
| 2009-02-06 13:26
| Travel:るりかけすの旅
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