るりかけすの空は

るりかけす復帰ライブ@mona records


今日は待ちに待った復帰ライブ。
3ヵ月の乳飲み子を抱えてのライブはいかんせん早い気もしたけれど、
私にとっては自然な流れだったように思う。
何事にもタイミングというものがあると思うが、
私にとっての復帰ライブは今日しかなかったのだと、演奏をしていて確信した。

前回のライブから10ヶ月とはいえ、その間驚くほど色々なことがあった。
少なくとも、思い描いていた幸せなマタニティライフとはかけ離れていた。
それでも、昨日mona recordsさんに足を踏み入れた瞬間、
その10ヶ月間という時を飛び越えて、「るりかけす」としての自分がいた。
そして、ブランク以前と変わらないお客さん達に囲まれ、
「おかえりなさい」と言ってもらい、熱いものがこみ上げるのを止められなかった。

MCは相変わらずムチャクチャだけれど(苦笑)、
最高の気持ちで歌うことができた。
私の歌は哀しみか感謝の気持ちが原動力であることがほとんどだけれど、
今日は「ありがとう」の言葉に代えて、歌うことができたと思う。
まさに今日という日に歌いたかった『フルート』(新曲)をお披露目できて嬉しかった。

女性は出産によって中断されてしまうこと、
制約を受けることがあまりにも多い。
大企業に勤めていて福利厚生がものすごく充実しているとか
(音楽でいえば、名が知れてキャリアを築かれている方とか)、
親と同居していて子供の面倒を見てもらえるとかいうことでもない限り、
母親は出産後しばらくは外出もままならない。
私はその好遇のどれにもあてはまらないし、
自分も多くのことを諦めざるを得ないのだろうと不安になっては、
妊娠に二の足を踏むところがあった。

実際に子供がいるから諦める、といった声をたくさん聞く。
確かに諦めなければならないことはたくさんある。
第一、子供が元気でいてくれなければどうにもならない。
でも、その中で、最大限にあがきたいと思う。

 「るりかけす」の始まりが、自分と同じ病気で苦しむ人に、
その気にさえなれば人前で歌えるんだと伝えたかったのと同じように、
どんな状況でも追い求め続けられるということを伝えていきたい。
今日1番目のnappo mamaさんは7歳の息子さんを連れてのライブだった。
何と頼もしくて、そして嬉しい出会いだろう。
私も7年後、nappo mamaさんのように歌い続けることができているだろうか。

今日、るりかけすの歌に居合わせてくださったお客さま、
モナのスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
常に良き理解者であるヤーシャと、毎日吐き気がするほど聴き飽きているであろうに、
最後まで泣かずに起きて聴いていてくれた息子に感謝します。
そして、「命のバトン」を渡してくれたひな子にも、最大限の「ありがとう」を。

●● 2/12 セットリスト ●●

1 それぞれのカタチ
2 カナリア
3 フルート(New)
4 あこがれ
5 Sweet Ra Stua(New)
6 青い場所
[PR]



by sorapis | 2008-02-12 23:59 | Report:ライブレポ

シンガーソングライターるりかけすの山と本とサブカルな日々の話。
by sorapis
プロフィールを見る
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31