るりかけすの空は

ERにて。

23日。世の中はクリスマスムード真っ盛りというこの日に、私は大学病院の救急外来に運び込まれた。まぁ、一応事なきを得たと思えるので私の話は省略。
それにしても国民の祝日、時も夜7時を回っているというのに、救患はひっきりなしに運ばれてくる。
突然倒れて蘇生しない母の元に駆けつけた家族、既に呼吸をしていないおばあさん、壁に頭をぶつけて頭から凄まじい流血をして泣き叫ぶ男の子、気管支喘息の発作を起こして苦しそうに喘ぐ女の子。
私が横たわるベッドのすぐ脇ではそんな人たちが次々と応急処置を施されている。薄っぺらいカーテン越しでは、泣き声も、苦しむ声もあまりに生々しい。私自身入院経験はあるものの、こんなにもめまぐるしく生と死が交錯する空間に居合わせたのは初めてのことだった。こんなにもそばに「死」があることが怖かった。
検査は深夜0時にまで及び、そんな時間になっても嫌な顔ひとつせず検査に付き合ってくれる医師や看護婦の方々の対応に頭が下がる想いだった。
西洋医学には疑問を感じることの多い私だが、今日ばかりは命を支えている人たちが頼もしく見えた。健康の何とありがたいことか・・・。早く元気になりたい。
[PR]



by sorapis | 2006-12-23 00:00

シンガーソングライターるりかけすの山と本とサブカルな日々の話。
by sorapis
プロフィールを見る
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30