るりかけすの空は

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夜明け

  Lylic & Music by るりかけす

ふりつもるため息が
くもらすガラス越しに
映し出す白い風景は
優しい森の匂い

ぬるま湯に浸かり
ひざを抱いたなら
剥がれ落ちる皮膚
みぞおちを伝う誰かの夢
すべり落ちる
時が白い壁を
朝が来れば
その手ゆるめるだろう

星が降る
地上の花となり
月が落ちる
あなたの頭上に

赤い染みが窓を
染め上げるころに
私は独り眠るの

空の果て
届くように
祈ってた


降りそそぐ陽差しが
踊る窓の向こう
移りゆく季節は
かすかな鳥の寝息

机の陽だまり
頬をつけたなら
冷えてゆく風と
こめかみをなぞる誰かの指
生きてゆける
そっと つぶやいてみた
求めすぎた両手
あなたにまわす

満ちてゆく
干からびた海が
満たしてく
小さな笑顔を

若い樹々が
森を染めあげるころ
私は独り眠るの

空の果て
届くように
祈ってた

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by sorapis | 2010-11-21 00:39 | Lyrics:歌詞

負け犬の意味

 「負け犬の意味を知ってるか?」
 「・・・。」
 「負けるのが怖くて、挑戦しない奴らのことだ」

先月観た、『リトル・ミス・サンシャイン』。
破天荒なじいちゃんが、
リトル・ミス・サンシャイン(ミスコンのお嬢ちゃま版です)の決勝を目前にして
怖くなってしまった孫娘へ遺した言葉。

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すべての登場人物があまりに良い味を出していて、
あまりにも色使いが美しくて、
ずっと笑い泣きしていた気がする。

負け犬、くそくらえ。
空は青いぞ、がんばろう。

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photo by rurikakesu
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by sorapis | 2010-11-20 04:42 | Review:カルチャー

『PEAKS』12月号掲載中!!

先日お伝えした、エッセーコンテストの雑誌掲載ですが、
主催者web上だけではなく、
11/15に発売された『PEAKS 2010年12月号』にも掲載されています。

PEAKS 2010年12月号
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=14617


『PEAKS』は、”ビバークの心得”など、
本格レベルで書かれているところが私的には相当ツボな雑誌。
話は逸れますが、
今号は敬愛する『野宿野郎』編集長さんが取り上げられており、
「じょ、女性だったのか・・・!?」というような
驚愕の情報を仕入れられたり、
それはなかなかに素敵な山雑誌であるわけです。

その『PEAKS』に、エッセイ全文と写真付きの受賞コメントを
掲載して頂けたことは、本当に光栄の極み。

よく考えもしないで応募したので
「るりかけす」の名前で掲載されています(笑)。
このページをご覧の皆さまには一目瞭然でよろしいかと。。

現在発売中ですので
書店にお立ち寄りの際は、どうぞお手に取ってご覧下さいませ。

11/30発売の『山と渓谷』別冊にも掲載される予定です。
そちらもお楽しみに!!

掲載も賞金も嬉しいですが、
ご関係者の皆さま!!
何でも書きますので
更なるお仕事のご依頼もお待ちしております(笑)。

今年は3度も息子と誌面に登場できたことは、
なかなか良い記念になりました。
というか、私のインタビューなどで良いのでしょうか(汗)。
今後もあちらこちらでお目にかかれるよう、
頑張っていきたいと思います。

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by sorapis | 2010-11-18 03:52

真夜中のホットケーキ


家族が寝静まった後、
一人黙々と机に向かうことが多い今日この頃。
真夜中の3時ごろ、決まってむくむくと食欲が湧いてくる。
しかも決まってホカホカのものが食べたくなる。

以前、真夜中に牛丼を食べ「比べて」いると書いたところ
なかなかにヒンシュクだったのだが(当然)、
この夜はどうしてもホットケーキが食べたくなってしまった。

いつ買ったのか忘れてしまったホットケーキミックスをぐるぐる。
大好きなよつ葉バターをフライパンに落とす。
じゅわーっという美味しそうな音がして(私はこの音がたまらなく好きだ)、
何とも言えない甘い香りが立ち昇る頃、
バターがふつふつと泡立ち始める。

そこへタネを落とし、軽く広げてじっと待つ。
待ち切れなくて、何度も端っこをつついてしまう。

うっかり本を読み始めたら、
おっと、こんがり香ばしい匂い。
慌ててフライ返しを探す。

バフッ。

うっわー、黄金色!!
感動しながら、お気に入りのイタリア製バターとハチミツを取り出す。

お皿に滑り込んだホットケーキに
たっぷりバターと、うっとりしそうなハチミツたっぷり。

あまりに美味しそうで、思わずパチリ。
おいおい、勉強間に合わないよ(苦笑)。

真夜中のホットケーキは
ヒミツめいていて、とびきり美味しい。

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by sorapis | 2010-11-10 03:32 | Murmur:つぶやき

sneeuw

ある人の印象をコラージュで表現するという制作に取り組んだ。
お会いして1日目。
個人的なお話はほとんど聴いていない。
話し方、表情、声のトーン。
そして、彼女がまとう空気感。

そういう時、ふっとイメージが湧く瞬間がある。
理由はない。「感じる」ことがすべて。

カーペットのように広がる鮮やかな紫色のヒース。
白い塗り壁に、様々な形をした木枠のドア。
夜の中にぽっかり口を開けたドアの奥には暖炉のある居間、
その奥に何重にも続いていく扉。
そして、sneeuwの洋服。
胸には黄色い可憐な花がある。

そんなsneeuwを彷彿とさせた素敵な彼女。
でも、今回はそのsneeuwのお話。

sneeuwはオランダ語で「雪」だそうだ。
「スニュウ」という音が、眠ってしまいたくなる心地良い響き。

clean & humorをブランドコンセプトに掲げたsneeuw
このsneeuwのデザイナーさんの聖子ちゃんが
これまた雪のように透明で素敵な子なのである。
(名前にも「雪」がついているからこれまたびっくり)

10月の半ば、そんなsneeuwの次期コレクションへ出かけた。

美しい曲線とか、色使いとか、ポッケの付き方とか。
どれも聖子ちゃんそのものって気がする。
ふうわりして女の子らしいのに、決して甘すぎない。

それにしても、試着をデザイナーさん本人に見られるって
ものすごく恥ずかしいものなんだ。

それでも迷いに迷って、
私に「おいでおいで」をしてくれた1着を選ぶ。
全部欲しいくらいだったけれど(笑)。

ライブの衣装を作ってもらうと約束してから、
あっという間に2年近くも経ってしまった。
受注生産なので12月のライブには間に合わないけれど、
その次のライブで着させていただきます。

sneeuwの素敵な空気感をまとって
私もふうわりと、でも力強く歌ってみたい。

詳しくはコチラ
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聖子ちゃんに振り向いてもらったところをパチリ。
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by sorapis | 2010-11-03 23:41 | Review:カルチャー

Tokyo Designers Week

秋になると、あちこちの雑誌でアート特集が組まれる。
昨年までは嫌でも様々なイベントのDMを目にしていたので、
仕事の合間を縫ってはあれこれと出かけていた。

が、いったんそういった現場から離れてしまうと、
アート系の情報にとんと疎くなってしまう。
意識的に自らアクセスしておかないと
数ヶ月も経ってから「これ、やってたの!?」と
悔やんでも悔やみ切れないという事態を招く。

現実には、どうにも悔し涙ばかり流している(涙)。
そんな中で、今年も楽しみにしていたTokyo Designers Week。
お目当てはOyadicaの椅子である。
OyadicaのBUTTON: BOOK COVERは、
長いこと浮気もせずに愛用中だが、
プレゼントとしても利用させてもらっている。
さりげない配色や革の手触り、
心憎い気配りやらさりげないセンスが、
巷に溢れるブックカバーとは一線を画している。

今年は一体どんなものを作るんだろう?とワクワク。
会場をグルグルした後、果たしてそれはあった。

うぅ、、やっぱりカッコイイ。
悔しくなるくらい、Oyadicaの創るものはカッコイイ。
アルミ板なのに、疑いたくなるくらい美しい曲線、
そして優しい座り心地。
硬い椅子がどうにも苦手な私でも全然大丈夫。

この椅子、分解できるのだけれど、
箱に入った姿の品の良いこと。
そのまま、壁に展示したら?と思ってしまう。

個人的には、メタリックの中にマゼンタの差し色がツボ。
こんな椅子が似合う家って、どんなに素敵だろう。

先日行ったsneeuwにしてもそうなのだが、
作品はデザイナーさん達をくっきりと映し出していることに驚く。
Oyadicaの椅子がまとう、背筋が伸びるような清潔感。
まさにOyadicaのお二人そのものだ。

本人たちが意図しているいないに関わらず、
クリエイター自身が作品に映し込まれる。
それゆに、作品は唯一のものとして存在するのだろう。
そう言ってしまうのは、あまりに安易だろうか。
いや、他の誰でもない、まさに「その人らしい!」って
素晴らしいことだと思うのだけど。

るりかけすの歌も、ちゃんと「るりかけすの歌」になってるかなぁ。

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了解を頂いて撮らせて頂いたcyclops。
るりかけすの歌のタイトルの殆どを担うヤーシャ氏、ここでも名付け親にちょっぴり参加させて頂いたそうな。
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by sorapis | 2010-11-01 00:46 | Review:カルチャー

シンガーソングライターるりかけすの山と本とサブカルな日々の話。
by sorapis
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