るりかけすの空は

ライブレポート '12.8.2 Fri.@Welcome back

お、お、終わりましたーーーっ(感涙)!!!!

無事に終わったことがこれほどまでに嬉しく、感激的だったことがあったでしょうか。
twitterでつぶやいたりもしたのですが、右手中指がバネ指になってからのここ2週間、正直生きた心地がしませんでした。
手を使わないことが一番と言われても、利き手を使わないで生活なんてできるはずありません。
そもそも、小心者の私にライブ前2週間を練習ナシで過ごすことなんてもっと無理。
色々な方から秘策?を授けていただいたり、整体を受けたり、アレを貼ったりコレも貼ったり、この熱帯夜に負けず首にホットパックをして寝続けたり(当然ながら汗がすごい…)。
毎日冷やしたり温めたり試行錯誤しながらでしたが、何としても2曲目のDear Frankieは弾き通したかったので、無事に弾き終えられたことが何より嬉しかったです。弦楽器パートの雰囲気も出せるよう、ピアノで何とか感じを出したつもりですが、スコットランドの海の情景は少しでも伝わったでしょうか。
るりかけすイチオシの映画「Dear Frankie」、ぜひご覧になってみて下さいね。

順番は前後しますが、1曲目の「Thorn Upon The Rose」は夏らしい、そして素晴らしい人生教訓に満ちた大好きなアイルランドのナンバーからお届けしました。

2曲目の冒頭にはスコットランドの女性詩人 Kathleen Jamie (1962—) の"Poem"を朗読。
スコットランドの海から連想される詩を探していて、出会った作品です。最後の「そして私はどこへだって歩いていける」のくだりにやられましたw(注:訳はるりかけす)。
波の音もcrashする海岸の音を探すのに苦労しましたが、Ikeさんが文句ないタイミングでバッチリと音出しして下さって感謝!!

3曲目の「チイサキモノへ」はKengo君と歌った中で初めて私がピアノを弾き、メインを取らせていただきました。やっぱり名曲。いつかNHKの「みんなのうた」に出したい、出さねば!の曲です(笑)。

4曲目の「それぞれのカタチ」は過去にはるりかけすの代表曲的な存在だったのに、しばらくご無沙汰していました。
6年前この曲をKengo君に歌ってもらったことがあり、その時の感動が忘れられなくて今夜ふたたび。
思い描く通りの世界を歌い上げてくれました。
あまりにどこかへ連れて行かれてAメロすっ飛ばしそうになったのは本当に悔やまれますが。
一体誰の曲なんだか、とほほ。

5曲目は、私がアイリッシュ・フォークにハマるきっかけとなった曲「Bright Blue Rose」を初披露。
MCでも話したように、音楽に惹かれたのはもちろんのこと、この詩の世界観に一発でノックアウトされたのでした(要するに何を言ってるか分からない世界観とでもいいますでしょうかw)。
歌ってみて分かったのですが、やっぱり私はこういう旋律や世界観が好き、ものすごーく好き!!
と、思ったこと。
ここまで覚えるのも歌うのも苦労のない曲というのも未だかつてありませんでした。
聴いたことのない皆さんはぜひBright Blue RoseでYouTubeを検索してみて下さい。Mary Blackの歌っているバージョンがオススメです。

そして、Kengo君との最後の曲は「マリアの雪」。
自分で言うのも憚られますが、とても気に入っている曲だったので、
何としても前回の新曲の段階から抜け出して、味のある演奏をお聴きいただきたかったのです。
結果は下記のセットリストの「マリアの雪」をポチッとクリックしてみて下さいね。フルコーラスでお聴きいただけます。

後半はるりかけすの3曲を続けてお届けしました。
まずは「青い場所」。こちらも久しぶりです。

そしてドキドキも最高潮に達してお届けしたのは、新曲の「アンジェリカ」。
これは曲も詩も瞬く間に出来上がったのに、タイトルが本番の前日まで決まりませんでした。
こんなことは初めてで焦りもしましたが、ムリヤリつけてもダメなのがるりかけす。じっと、じっと、ひたすら「やって来る」のを待ちました。
そしてライブ前日に「やって来て」くれました。
タイトルは「アンジェリカ」(そのうち英語表記になるかも?)。
詩の中で歌われる夜明けの女神の名前です。
そう、この曲は「夜明け」とか「はじまり」、「再生」という意味を含んだ、るりかけすにしてはとっても前向きな歌なのです。ライブ後、気に入って下さったと声をかけて下さるお客様が多くて、とても嬉しかったです。誰かを想って曲を書くというのも素敵なことです。

最後の〆めは、これまた久しぶりの「スキトオルカラダ」。
肩の重荷をすべて下ろした後なので、何の心配もなくのびのびと歌わせていただきました。

後半(21:00〜)のKengo君ステージでは、"Concrete Angel"の朗読。
昔はマルティナ・マックブライトの歌もよく聴いたものですが、この曲は知りませんでした。幼児虐待をテーマにした歌なのですが、歌を聴いて、PVを見て、詩を読んで、泣かずに最後まで見たり読んだりできたことはありませんでした。果たして本番は泣かずに読み通せるのか、かなり不安でしたが、何とか最後までこらえました。
どうか、この世界から苦しむお母さんと子どもたちがひとりでも減りますように。
そのために、社会的にできるサポート体制をもっと、もっと整えていく必要があると思います。

アンコールにもちょこっとお邪魔して、これまた大好きな"That's What Friends Are For"を一緒に歌わせていただきました。これはマイベスト5本の指に入るくらい好きです。息子も好きでたまらない曲なので、アンコールの最中に、帰り道にもずっと恐ろしく調子っぱずれの"That's What Friends Are For"を歌っておりました。息子曰く、帽子被った面白いおじちゃん(=エルトン・ジョン)とハーモニカの上手なおじちゃん(=スティービー・ワンダー)になりたいんだそうです(目標が高過ぎて怖いよ、君…汗)。

今日は歌って、ピアノソロして、朗読3本して、と盛り沢山に張り切りましたが、ステージに立ちながらも伸びやかな自分を感じることができて幸せでした。
そうさせて下さったお客様やwelcome backスタッフの皆さま(PAのIkeさんはもはや勝手にチームだと思ってます 笑)、素晴らしいピアノとコーラスを聴かせてくれたKengo君(もはやKengo君なしではできません)、本当にありがとうございました。
るりかけすは1人のはずだったけれど、皆さんに支えられてこそのるりかけすで、1人じゃ何もできないんだなぁ、と(すごく前向きな意味で)改めて気づいた夜でした。

映画「Dear フランキー」のご紹介、各詩のご紹介、新曲のご紹介も順次していきますので、ぜひご覧いただければ幸いです。本当にありがとうございました!!

042.gifオマケ:モニターに魅せられ、お店のイエローサブマリンとビートルズの数々のジャケットに取り憑かれた息子。ビートルズに会うんだと言っています。最近彼は毎日エアギターを弾いていて、先日はレンタカーの中で2時間ぶっ通しで弾いていました。恐るべし。その前に母ちゃんの伴奏してください。

セットリスト

1. ♪Thorn Upon The Rose
2. 朗読: "Poem"
3. ピアノソロ:Opening Title from "Dear Frankie"
4. ♪チイサキモノヘ
5. ♪それぞれのカタチ
6. ♪Bright Blue Rose 朗読&歌
7. ♪マリアの雪
8. ♪青い場所
9. ♪アンジェリカ(新曲)
10. ♪スキトオルカラダ

後半 Kengoステージ
Concrete Angel:朗読
♪That's What Friends Are For

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by sorapis | 2012-08-03 03:36 | Report:ライブレポ

シンガーソングライターるりかけすの山と本とサブカルな日々の話。
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