るりかけすの空は

Tokyo Designers Week

秋になると、あちこちの雑誌でアート特集が組まれる。
昨年までは嫌でも様々なイベントのDMを目にしていたので、
仕事の合間を縫ってはあれこれと出かけていた。

が、いったんそういった現場から離れてしまうと、
アート系の情報にとんと疎くなってしまう。
意識的に自らアクセスしておかないと
数ヶ月も経ってから「これ、やってたの!?」と
悔やんでも悔やみ切れないという事態を招く。

現実には、どうにも悔し涙ばかり流している(涙)。
そんな中で、今年も楽しみにしていたTokyo Designers Week。
お目当てはOyadicaの椅子である。
OyadicaのBUTTON: BOOK COVERは、
長いこと浮気もせずに愛用中だが、
プレゼントとしても利用させてもらっている。
さりげない配色や革の手触り、
心憎い気配りやらさりげないセンスが、
巷に溢れるブックカバーとは一線を画している。

今年は一体どんなものを作るんだろう?とワクワク。
会場をグルグルした後、果たしてそれはあった。

うぅ、、やっぱりカッコイイ。
悔しくなるくらい、Oyadicaの創るものはカッコイイ。
アルミ板なのに、疑いたくなるくらい美しい曲線、
そして優しい座り心地。
硬い椅子がどうにも苦手な私でも全然大丈夫。

この椅子、分解できるのだけれど、
箱に入った姿の品の良いこと。
そのまま、壁に展示したら?と思ってしまう。

個人的には、メタリックの中にマゼンタの差し色がツボ。
こんな椅子が似合う家って、どんなに素敵だろう。

先日行ったsneeuwにしてもそうなのだが、
作品はデザイナーさん達をくっきりと映し出していることに驚く。
Oyadicaの椅子がまとう、背筋が伸びるような清潔感。
まさにOyadicaのお二人そのものだ。

本人たちが意図しているいないに関わらず、
クリエイター自身が作品に映し込まれる。
それゆに、作品は唯一のものとして存在するのだろう。
そう言ってしまうのは、あまりに安易だろうか。
いや、他の誰でもない、まさに「その人らしい!」って
素晴らしいことだと思うのだけど。

るりかけすの歌も、ちゃんと「るりかけすの歌」になってるかなぁ。

d0103656_1393833.jpg
了解を頂いて撮らせて頂いたcyclops。
るりかけすの歌のタイトルの殆どを担うヤーシャ氏、ここでも名付け親にちょっぴり参加させて頂いたそうな。
[PR]



by sorapis | 2010-11-01 00:46 | Review:カルチャー

シンガーソングライターるりかけすの山と本とサブカルな日々の話。
by sorapis
プロフィールを見る
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31